兵長が笑った…
やべぇ…
それから兵長のほほえみがずっと頭の中に焼き付いている
まさかあの万年しかめ面の兵長が笑ったなんて
みなさんのあの幽霊でも見たような顔がひどかったと思うけど
もしわたしもその場にいたら同じ反応だろう
もう感動どころか
ホラーだよホラー
いったい兵長がどんな気持ちで、どんな思いで、
あんなふうに笑ったのか
世の中たった一人の血のつながりのある人を得て、そして失って
昔世話になった人に置き去りされた理由を判明してほっとして
激しい戦いの中で多くの仲間、そして最後の家族を見送って、それでも生きてくれた子供たち…
やっぱりケニーのことがずっと気になっているでしょう
どうして自分から去ったのか
なんのために自分を拾ったのか
彼はいったいだれなのか
自分はいったいなにものなのか
ずっとずっと探っているでしょう
よく兵長の非情や冷酷に驚いて
そしてその熱い心に感動した
きっと誰よりも、仲間思いの深い人でしょう兵長は
長い間ずっと一人で生きてきたのに
いや、たぶんずっと一人だからこそ
仲間のことそんなに大切しているでしょう
不思議な人だね
ケニーもまたおもしろい人だと思う
一見乱暴で、思想とかそういう深いことを考えていない
仲間、家族などどうでもいい一匹狼だけど
実はとても友情深い、家族思いのある人
なぜあんなふうに調査兵団とリヴァイを追いつめられるのか、あんまりピンと来ないけど(妹の形見じゃなかった?)
最期の時に巨人の薬をリヴァイに託すのは
きっと自分の甥を誇らしく思いながら、信頼し、守ってやりたい、そして自分のかわりに生きてほしいでしょう
やっぱりアッカーマンのみんなは
ツンデレだね
この作品もまた面白い
世の中の残酷さを語りながら
人と人の絆がこんなに美しく描かれる
でもみんなの考えはよく理解できない
ケニーにしても、リヴァイにしても、エレンにしても
もうジャンしか理解できないでしょうwww
たぶんみんなはそれなりに人外れで、
それなりに過酷な世界を生きてきたでしょう
69話を読んだ後
もう一度54話から読み返した
ケニーと中央憲兵団の人が「ゆめ」を口にしたことがすっかり忘れてしまった
あの時どう読んでもわからないからだろう
今もまだわからないけどね
その「ゆめ」はいったい…
それは「友達」のゆめでしょうか
68話もすごく感動したけど
やっぱり兵長のほほえみがショックだった
この後の兵長は元通りに戻すか
なにか変化が見られるか
ちょっと楽しみ
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